爽やかな日、雨が降っても晴れてもテレビを見て小説を読む、中華くらげとビール（2015/6/4）

　6時過ぎに起きた。眠くって、トーストを焼く時間、いつもいろいろ用意するのだけれど、ソファでぼーっとした。『めざましテレビ』の加藤アナウンサーは可愛いなあと思った。『あさチャン！』の夏目アナも。食欲ないけれど、それだともたないので、シリアルとトーストをしっかりと食べた。今日は一日いい天気だった。かすかに風があって、涼しくて、これからの梅雨の前の爽やかな日だなあと思った。でもなんだか疲れて眠い。カーンと目が覚めるようなツボだったりドリンクってないんだろうか。やっぱり生活リズムって大事だなと思った。

　タレントさんがバラエティ番組に出たときに、たまに一日をどう過ごしているのかというのを円グラフにして教えてくれることがあるけれど、ああいうのが意外と好きだ。まあ、彼氏彼女と朝までオセロしてますなんて書けないだろうから、軽く嘘はついているのだろうけれど、寝る前には必ず牛乳飲みながら瞑想しますとか、一日に少しでも一人でプラモデルを作る時間はあります、とか。といっても、興味ない人のことは興味ないんだけれど。

　帰り、『金麦 クリアラベル』を買った。一本だけ、スーパーで買ったのだけれど、レジは混んでいて、僕が持っているのが一本だけだからと、こんもりとカゴにチューハイを盛った前に並んだおじさんが、「おっ！兄ちゃん、それだけかい？先行きな、先！」と進めてくれた、「いや、いいですよ、急いでないですし…」「ぬるくなっちゃうぞ、いいからいいから。早く飲みたいだろ？」「…あ、じゃあ…」「おう！早く飲みたいだろー」そんな飲みたそうな顔をしていたんだろうか。

　コンビニに寄った。ぬるくなっちゃうだろと言ったおじさんに、てめえ、せっかく譲ってやったのにコンビニに寄りやがって、ぬるくなっちゃうじゃねえかと見つからないかとビクビクした。

　『少年マガジン』と『ビッグコミックオリジナル』を読んだ。『ベイビーステップ』、番狂わせ。ジャイアントキリング。これは来週、楽しみです。『七つの大罪』は面白い。『ワンピース』でもそれぞれのキャラの、過去になにがあったのかを語る、スピンオフ的な話がけっこう自分は好きなんだなと思った。『あひるの空』は毎度おなじみの別の高校の話を織り交ぜてきた。これはもう空たちの話ではなくて、壮大な群像劇というか、試合だけではない、情熱を傾けては負ける話なんだな。『凸凹アニメーション』というアニメーターの話が新連載として始まった。爆乳で可愛い制作進行担当（そんなのいるか！）が主人公のアニメーターを巻き込んで、これから進んでいくのだろうけれど、一回目は、場面が部屋の中だけ、あとはアニメ制作の説明も含んでいたから、イマイチ、パッとしない、と思ったけれど、作る側の人の話は好きなので、ちょっとどうなっていくか楽しみです。

　松井玲奈ってけっこう可愛い。

　『深夜食堂』ではタコの唐揚げが注文されていて、そのせいかすっごくタコの唐揚げが食べたい、タコの唐揚げタコの唐揚げ！と思いながら帰った。作るにはとても怠い。スーパーに戻って惣菜コーナーを探しても良かったけれど、中華くらげにサラダを混ぜたのをつまみにビールを飲んだ。中華くらげってうまい。

　『まれ』を見た。面白い。大泉洋さんはちょっと切ない顔もできる。「叩きのめしてやる！」と啖呵を切った小日向文世が最後、生まれたての仔馬のようになってしまって、大変だ。今週、残りは金曜、土曜と残すのみで、さあ、どうなる！？という感じですごく楽しみだ。いいぞ、まれ。

　『Dr.倫太郎』を見た。最初はイマイチだと思っていたこのドラマも、だんだんとすごくなってきている。毎回、うまい。今回は「記憶」を軸にうまく夢乃と倫太郎と、それ以外の問題をうまくからませてきている。少しクドイ気もするけれど。小日向文世がここでもなかなかの曲者。高畑淳子はもう顔も見たくないほどの嫌な役を怪演。そして遂に遠藤憲一と松重豊ががっつりと共演。シリアルな場面だというのに、そのことを考えてニヤニヤしてしまいそうになった。来週もまた二人の間でなにやらありそうである。

　トマス・ピンチョンの『LAヴァイス』を読み進めた。

　ニコ生のゲーム実況を見た、というかラジオ代わりに少し聴いた。今も僕の知らないところで誰かが世界に向けてなんか話していて、ゲームしていて、知らない人も今コメントを打ったり聴いたりしているんだなと思った。

　くらげのようにふわふわと海に漂うイメージで寝ます。