『妄想彼女』を見る、自転車がパンクした、リリー・フランキーについて(2015/5/24)

　雨は結局降らなかった。9時には起きて、トーストを食べて、新聞を読んで、『小さな村の物語 イタリア』の再放送を見た。とてもキレイな村、パスタにはいろいろな種類があるけれど、やっぱりスパゲティのようなすするような麺がいいなと思った。『she』のあとに放送が始まった『妄想彼女』の初回を見た。イマイチだった。途中で見るのをやめた。けれど、主演の浅利陽介の声はとてもいい声だと思った。『キッズ・ウォー3』に出ていたのを見ていた。井上真央も含めて、こうして主演を張っているのを見るとすごいなあと思う。『ランチのアッコちゃん』を見た。面白い。蓮佛美沙子は『七瀬ふたたび』で出てきたときは、もっとクールな感じかと思っていたけれど、こういうドジっぽい役の方がなんだかいい。

　昼食を食べて出かけた。今日は暑かった。休みの日じゃないできないもろもろの用事を済ませた。ソフトバンクやスーパーに行った帰り、側溝というか、格子のフェンスとフェンスの間が絶妙に空いていて、そこに見事に自転車の前輪がはまって派手にこけた。けれど、どこも、すりむきも打撲もしなかった、まったくの無事。

　だけれど、自転車がパンクした。中のチューブが、というよりももうタイヤが破損した。前回パンクしたときに、自転車屋さんに、「これはもう本当はタイヤごと変えないとダメですねえ、とりあえずパンクだけ直しておきますけど」と言われていたのを使っていたので、仕方ないといえば仕方ないのかもしれない。けれどショック。暑い陽射しのなか、ズルズルと自転車を押して帰った。

　レモンとはちみつを炭酸水で割って飲んだ。家の中に入ると涼しい。

　今日から全仏オープンが始まる。テレビ東京系で地上波独占放送するという、すごい力の入れよう。メインキャスターは滝川クリステルだ。実は前まで、滝川クリステルのことはあまり好きじゃなかった、今もそれほど好きじゃないけれど、取材で、テニスコートの観客席に座り、練習を見守る滝川クリステルはハッとするほどキレイだった。やばい。

　しかしフェデラーは相変わらずタランティーノに見えて仕方ない。みんな思っているのか、そんな記事がちらほらあった。

　録画保存していた、『深夜食堂』を見直した。篠原ゆき子が出ているレバニラの回。光石研はやっぱり良いなあと思った。ヤクザから、組織にいる裏のあるような役もできるし、ダメな親父のような役も似合っている。出てくると、おっ、ちょっと見ようかなと思う俳優さん。時間があったので、『妄想彼女』の続きを見た。彼女役は広瀬アリスか！姉妹そろってよく出ている。妹が出ている、『海街diary』が見たい。木南晴夏は微妙な顔だけれど、なんだか可愛いと思った。

　カンヌに行く前、『海街diary』の試写会かなにかでリリー・フランキーが、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆の3人に、「お姉ちゃんたちはカンヌでのドレスは露出多めで。あ、すずはいいから」と言っていて、そんなコメントをさらりとできるリリー・フランキーのポジションというか雰囲気がいいなと思った。少し憧れるが、到底無理のような気がする。 

　こうしてみるとただのオッサンなのだが。昔、『CDでーた』という雑誌に4コマを描いていたのを覚えている。そのときはこんな人が描いているなんて思わなかった。小学生のときだ。読者のハガキを紹介するページの隅にその漫画はあって、こういうところにも細々と描いている漫画家さんがいるんだなと小学生なのに生意気にも思っていたら、いつの間にか『おでんくん』とか『ココリコミラクルタイプ』とか『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』が出て、『ぐるりのこと。』で、映画初主演をしてしまって、小学生のときのぼくはまさかあの作者がこんなことになるなんて思いもよらなかった。『ぐるりのこと。』は良い映画だった。木村多江さんが良かった。

　夜、知り合いとビール、というか『キリン 澄みきり』を飲んだ。といっても向こうはノンアルコール。それほどお互い話をしなかった。向こうの家で、それでもテレビを見ていた。『モヤさま』を見た。笑った。『モヤさま』ではやっと今回は洋食屋さんに行ってくれた、それでもポークジンジャー定食が1000円って高いぞ！東京ではそんな値段なのだろうか。

　帰ってきてシャワーを浴びて、音楽を聴いた。いくつかブログや、好きなサイトを見回った。ただの記録のような日記だなと思った。キョンシーのように寝ます。