ギター、ペドロ・パラモ、そして友達と飲む（2015/5/4～5/5）

　10時に起きて、フレンチトーストを食べた。録画しておいた『ヨルタモリ』を見た。ゆずがゲストで北川悠仁さんは爽やかだと思った。タモリが活き活きとしている。宮沢りえにギターを教えていて、僕もまたギターでも弾こうかなあと考えていた。昼にソース焼きそばを食べた。キャベツがなかった。ネギをいっぱい入れてウスターソースで作った。メガネは曇らなかった。

　友達と飲みに出かけた。待ち合わせ場所に向かう電車の中でフアン・ルルフォ『ペドロ・パラモ』を読んだ。

　「《おまえのことを考えてたんだ、スサナ。あの緑の丘でさ、風のよく吹く時分に、おまえと凧をあげたときのことだよ。丘にのぼって、てっぺんから下の町のざわめきを聞いたっけ。すると風に引っ張られて麻糸がぐんぐん出て行っちまったね。「手伝ってよ、スサナ」って言うと、やわらかな手が触って、「もっと糸出してよ」とか言ったっけ》」

　風の吹くシーンは『風立ちぬ』でもそうだけれど、キレイな場面だなと思った。

　友達と河原でたこ焼きを食べた。とても曇っていた。けれどたこ焼きは美味しかった。

　それから居酒屋で飲んで下らない話ばかりした。友だちの友だちと合流して飲んだ。楽しかったけれど、カラオケでバタンキューした。スキマスイッチの『ゴールデンタイムラバー』が歌われていた。

　始発で帰った。おそらく同じように夜通し遊んで始発で帰るグループが大声で話をしていて、電車が止まるたびに一人、また一人と降りて行った。帰るころには良い天気になっていたが、まだ朝は少し寒い。眠って、昼すぎに起きて、ソーメンを茹でて食べた。今年初めて食べるソーメンだと思って、窓の外は眩しくて、もう夏だなあと思った。足りないから白飯と味噌汁も食べた。二日酔いはなかった。ビールが飲みたいので、これから飲むと思う。